<2018W杯>“韓国エース”ソン・フンミン「得点できなかったのはFWの責任…国民に申し訳ない」
<2018W杯>“韓国エース”ソン・フンミン「得点できなかったのはFWの責任…国民に申し訳ない」
サッカー韓国代表のエース、ソン・フンミン(25、トッテナム・ホットスパー)は終了ホイッスルが鳴るとすぐに頭を深く下げた。重い責任感が押し寄せ、FW(フォワード)として、看板ストライカーとして、得点できなかったことへの申し訳なさからだった。

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 韓国は18日午後(日本時間)、ロシアのニジニ・ノブゴロドでおこなわれたスウェーデンとの「2018 FIFAワールドカップ ロシア」F組初戦で0-1で敗北を喫した。韓国としては絶対に逃してはならない一戦だったが、惜しい結果となった。後半にペナルティーキック(PK)による失点を許し、挽回できないまま黒星スタートとなった。

 試合後、ソン・フンミンは「得点を取られないのが重要だと考えた。失点すれば、韓国が2ゴールを入れなければならず、慎重な試合運びをおこなった」としながら、「韓国の能力がスウェーデンより劣っているのは確かで、韓国は下がって相手に空間を与えないのが当然だと考えた。選手同士、たくさんのミーティングを重ねて戦術を準備したが、僕らの立場でも惜しい試合となった」と振り返った。

 この日、韓国の有効的なシュートはなかった。決定的チャンスと呼べる場面も出なかった。これに関してソン・フンミンは「守備をして速攻に出ていく状況で、シュートに繋げるべきFW陣が責任を負わなければならない問題」とし、「守備で難しい点もあったが、当然ゴールを決められなければ、それはFWの責任だ。国民の皆さんに申し訳ない」と伝えた。

 ソン・フンミンは敗北を淡々と受け入れた。彼は「W杯という舞台は思うように簡単にはいかない。スウェーデンも韓国もきちんと準備をした。まずは結果を受け入れなければ」としながら、「落ち込んだ姿ではなく、ピッチで一層努力する姿を見せたい」と次の善戦を誓った。

 状況は明らかに良くない。韓国の第2戦の相手であるメキシコの力はスウェーデン以上だ。

 ソン・フンミンも「ドイツを破るだけあって、準備がきちんとできているようだ。試合を見て、とても印象深かった。守備も固く、FWも積極的だ」とした上で、「まだ韓国も終わっていない。厳しい試合になるだろうが、きちんと準備したい」と語った。

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