ソン・フンミン の最新ニュースまとめ
ソン・フンミンは去る6日、海外トレーニングを実施しているオーストリアでインタビューに応じ、イ・スンウについて「スンウはまだ子ども。たまに幼稚な面をみせることもあるよ」と笑った。
4年前、ブラジルワールドカップでは末っ子だったソン・フンミンだが、いまやチームの主力選手に成長した。そんな彼の目に、イ・スンウの行動が時には”世間知らず”に映るのだという。
実際に、イ・スンウは1998年うまれ。ことし満20歳だ。現韓国代表チームの中で末っ子であり、先月28日に開かれたホンジュラス戦がAマッチデビュー戦だった。
イ・スンウはルームメイトのファン・ヒチャン(22)にいたずらを仕掛けることも多く、スタッフとも壁をつくらず和気あいあいと過ごしている。代表チームに新たな風を吹き込むムードメーカー的な存在だ。しかし、時に度を越えた悪ふざけを見せ、それを注意するのはソン・フンミンだった。
前出のとおり、ブラジルワールドカップ当時はソン・フンミンがチーム最年少だった。しかし、彼の行動は子どもではなかった。すでに代表チームの雰囲気を認知し、適応し終えた時期だったからだ。雲の上のような存在の先輩たちに囲まれ、自身がすべきことを知っていた。さらに、ワールドカップという舞台の重さを誰より理解していた。
当時、ソン・フンミンは組別予選2試合目のアルジェリア戦で、ワールドカップ初得点を記録。しかしベルギー戦に敗れ、ベスト16進出を逃して涙を流した。「末っ子として、僕の責任を果たすことができず悔しいし、本当に申し訳ない」と号泣し、「次のワールドカップまで完ぺきに準備する」と真っ赤な目で国民に誓った。
25歳になったソン・フンミンは、最年少のイ・スンウを見て自分と重ねながら「悪ふざけするスンウを叱ることもある」とし、「練習場では一生懸命にトレーニングし、先輩の後ろに一歩下がることも大事」とアドバイスしている。
この言葉の中には、4年前、自身が経験したつらい記憶をスンウには経験させたくない、という先輩としての思いが隠されていた。
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