<W杯>韓国の末っ子イ・スンウ、代表一元気なキム・ミヌとペアで特訓…最も良い練習は“競争”
<W杯>韓国の末っ子イ・スンウ、代表一元気なキム・ミヌとペアで特訓…最も良い練習は“競争”
5日午前(現地時間)、「恐怖」と呼ばれるシャトルラン練習がおこなわれたオーストリアのLeogangスタインベルクスタジアム。キム・ミヌ(28)との1対1で満足のいかない結果が出ると、シン・テヨン号の末っ子イ・スンウ(20)の口から叫び声が漏れた。

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 サッカー韓国代表の長身選手キム・シヌク(198センチ)とオ・バンソク(189センチ)が両側に立ち、中央に移動して高くジャンプし、肩での競り合いから着地後、速く走る練習のパートナーになった。

 現在、ここに集まった23人の選手はワールドカップという同じ目標を掲げる仲間だ。だが一方ではベスト11という関門を通過するためにし烈な争いを繰り広げる競争者でもある。仲間を超えなければW杯のピッチを踏むこともできず、これを選手らは認知し始めながら、練習場の空気は徐々に熱くなっていった。

 韓国代表は5日の午前と午後に分けて2度の練習を実施。現地到着日の4日は午後の1度に終わった練習日程。その練習も遊び感覚でおこなわれ、選手の疲労回復を優先した。だが、5日の練習は選手たちの口から弱音が吐かれるほど高難度だった。

 そのほとんどが2人1組での練習だった。初めは笑いながら出発した練習は徐々に激化し、火を吹き出す段階まで続いた。笑い声が聞こえなくなったのには疲れもあるが、相手に負けたくないという強い意欲があらわれた影響も大きかった。

 まだA代表の力とスピードに適応が必要なイ・スンウは代表一元気な“軍人”キム・ミヌとパートナーを組まされ、さらに苦戦した。シャトルランでイ・スンウが多少の要領を掴むと、キム・ミヌはいきなり荒っぽくなり、それがきっかけでイ・スンウの戦意はさらに燃え上がった。

 末っ子だけではない。幼少期から呼吸を合わせて成長し、幼馴染以上の友情を積んできたキ・ソンヨン(29)とク・ジャチョル(29)も向かい合う際はライバルであった。そして、彼らが先に走るため、後輩らは走らざるを得なくなっていた。

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