香港に本社を置くコミュニケーション・マーケティング企業のキャンペーン・アジアパシフィックと調査会社のニールセンが共同で調査し、6日までに発表した2018年版「アジアのトップ1000ブランド」リストで、サムスン電子は首位に立った。
調査レポートは「(スマートフォンの)『ギャラクシーノート7』の発火事故や経営陣のスキャンダルなども、サムスン電子の大衆的人気を落とすことはできなかった」とし、製品競争力に加え社会的「善」を追求するブランド戦略が奏功したと評価した。
今年で14年目となるこの調査で、サムスン電子は1年目の2004年は17位にとどまったが、着実に順位を上げ、09年から3年連続で2位、12年からは首位をキープしている。
今回の調査では、スマートフォン業界でサムスン電子と競合する米アップルが2位、日本のパナソニックが3位などとなった。韓国のブランドではサムスン電子のほかLG電子が6位、ロッテが35位に入った。
調査は3月から4月にかけ、韓国、オーストラリア、中国、香港、インド、インドネシア、日本、マレーシア、ニュージーランド、フィリピン、シンガポール、台湾、タイ、ベトナムの14カ国・地域の消費者を対象に、15業種で最も信頼するブランドを尋ねる形で行われた。
Copyright 2018(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0