団体は先月30日、総領事館前に像を設置しようとしたが警察に阻止され、近くの路上に置いた。警察当局は放置されている像を取り囲み、警戒を続けている。
団体は「像は日本政府の謝罪を受けるため、労働者や市民の募金でつくったもので、警察の所有物ではない」と強調。「警察は何の根拠もなく像への接近を阻み、像を動かす権利も妨げている」と主張した。
また、「(韓国)政府は外交的儀礼をうんぬんし、像の撤去に血眼になっている」として、「(政府が)像の建立の趣旨に共感すると表明したのは口先だけ」と批判。「必ず像を守り、領事館前に設置する」と表明した。
路上を管轄する東区は団体に対し、23日までに像を自主的に撤去するよう命じた。29日までに撤去しない場合、強制撤去する方針を表明している。
韓国政府や釜山市、東区は総領事館前ではなく、同市内にある「国立日帝強制動員歴史館」などへの設置を勧告しているが、団体は像の建立趣旨に合わないとして、拒否している。
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