直立したセウォル号船体、行方不明者の捜索・真相究明に期待(提供:news1)
直立したセウォル号船体、行方不明者の捜索・真相究明に期待(提供:news1)
韓国・木浦新港に陸揚げされてから1年以上、横倒しの状態で置かれていたセウォル号が10日、直立状態となり、事故犠牲者の家族らは行方不明の捜索と真相究明に期待を示した。

 行方不明者の家族らは「セウォル号が成功的に直立状態となり、まだ行方不明者5人、そして、完全に見つけられなかった4人が家族の元へ戻ってくることを願う」と期待を表した。

 一般人犠牲者遺族対策委員会のチョン・テホ委員長は「行方不明者が全員、家族のもとへ戻ってくることを願う」とし「真相究明は安全な大韓民国を作る一歩」と話した。

 チョン・ミョンソン4・16家族協議会運営委員長も「船体直立後、何より重要なことは行方不明者5人が家族の元へ戻ってくること」と述べた。

 さらに彼は「歴史的・象徴的・教育的な価値を持ったセウォル号直立をきっかけに、これ以上、国民が第2のセウォル号惨事を経験する痛みを経験してはならない」と強調した。


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