交通事故で帰らぬ人となった故キム・ジュヒョク、最後の作品「毒戦」でスクリーンへ(提供:OSEN)
交通事故で帰らぬ人となった故キム・ジュヒョク、最後の作品「毒戦」でスクリーンへ(提供:OSEN)
公開を控える韓国映画「毒戦」は、昨年、交通事故でこの世を去った俳優キム・ジュヒョク(享年45)が生前撮影した最後の作品となった。公開まで1か月となり、制作報告会を開催。彼の演技への情熱とキャラクター変身を再び感じることとなった。

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 19日午前、ソウル市内で映画「毒戦」の制作報告会が開かれ、俳優チュ・ジヌン、リュ・ジュンヨルチャ・スンウォン、キム・ソンリョン、パク・へジュンとイ・ヘヨン監督が出席した。

 5月24日に封切られる「毒戦」は、アジアを支配する幽霊麻薬組織の実体をめぐり繰り広げられる戦いを描いた犯罪アクション映画だ。

 劇中、故キム・ジュヒョクは、アジア麻薬市場の大物=チン・ハリム役を担い、ビジュアルはもちろん話し方、演技のトーンまで新たな挑戦をした。

 演出を手掛けたイ・ヘヨン監督はこの日、「クレイジーなキャラクターたちが激突するストーリー」と簡潔に紹介。また、撮影を共にした故キム・ジュヒョクについて「キム・ジュヒョクと撮影した瞬間を思い出し、胸が熱くなる」とし、「彼と初めての撮影現場で、とても驚いた。彼のもつキャラクターの解析力と演技力に、本当に驚かされた」と振り返った。

 一方、映画「毒戦」は来る5月24日、韓国の劇場で封切られる。

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