ワシントンでの会談前に握手を交わす康氏(左)と河野氏(外交部提供)=17日、ワシントン(聯合ニュース)
ワシントンでの会談前に握手を交わす康氏(左)と河野氏(外交部提供)=17日、ワシントン(聯合ニュース)
【ワシントン聯合ニュース】韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官と河野太郎外相が17日(米東部時間)、ワシントン市内のホテルで会談し、南北首脳会談と米朝首脳会談が推進されている最近の朝鮮半島情勢について、北朝鮮核問題の根本的な解決と朝鮮半島の平和定着にとって重要な転機になるとの認識で一致した。韓国外交部が伝えた。 日本側の要請で開かれた会談で両氏は、韓日はもちろん韓米日3カ国の緊密な連携と意思疎通をさらに強化していくことでも一致。康氏は、日本側が最近、北朝鮮との関係改善に向けた意思を示すなど朝鮮半島と域内の平和にとって前向きなメッセージを発信していると評した上で「平昌五輪を機に醸成された対話の勢いを持続・強化させよう」と呼びかけた。 これに対し、河野氏は朝鮮半島の非核化に向けた韓国政府の努力を評価しつつ北朝鮮による日本人拉致問題などにも言及したという。日本メディアによると、河野氏は4月末の南北首脳会談で日本人拉致問題を取り上げるよう康氏に要請した。 ほかに両氏は先日の韓日首脳電話会談で話し合われた韓中日首脳会談の早期開催のために努力することや文在寅(ムン・ジェイン)大統領の訪日を検討することなどでも一致したという。
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