韓国や米国をはじめ17カ国の国連派兵国で構成された委員会は14日、銃創を負い倒れた北朝鮮兵士を救出したクォン・ヨンファン(43、陸軍士官学校54期)中佐らを呼び、当時の状況調査を実施した。
委員会は銃撃事件が発生した13日当時の北朝鮮軍と韓国軍の作戦状況を綿密に調査中だ。また、銃撃が発生したJSA内の北側と南側地域の現場調査も並行し、北朝鮮軍が亡命兵士を追撃して発射したAK小銃や流弾、弾皮、弾痕なども探す方針だ。
北朝鮮軍の銃撃で南側地域に流弾があった事実が確認された場合、停戦協定違反の可能性が提起されるものと見られる。また、対応射撃をしなかった韓国軍の対応も問題視されるものと予想される。
これと共に停戦委は正確な事実関係確認と疑問解消のためにJSA内に設置されたCCTV映像を言論に公開する方案も検討中だ。関係者は「事件調査に期限はないが、可能な限りはやく調査を進める方針」と述べた。
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