CJグループ、韓国初の米FORTUNE「世界を変える企業50」に選定

CJグループは米国の世界的な月刊誌FORTUNEが選定する「世界を変える企業（Change the World）50」に選定されたと8日、明らかにした。

　FORTUNEは2015年から社会・環境に及ぼす肯定的な影響と革新性などを評価し、毎年50企業を選定し発表する。今回の評価でCJは38位を記録した。韓国企業が選定されたのは今回が初めて。1位はJPMorgan Chaseだった。

　CJグループは高齢者の雇用創出について高い評価を受けた。FORTUNEは「人口の高齢化が世界的に社会問題として台頭した中、CJグループCJ大韓通運のシルバー宅配は良質の高齢者雇用を創出し、高齢者の貧困問題を解消するのに寄与した」と説明した。

　FORTUNEはまた「CJグループがシルバー宅配モデルを拡大し、発達障害者・低所得層など脆弱階層に社会参加の機会を提供しようとしている点も肯定的」と評価した。

　CJグループは「今後もグループの創業理念である事業報国哲学に基づき、事業で社会に貢献するための努力をしていく」と述べた。