”韓国のメッシ”イ・スンウ、バルセロナを去り次なる挑戦へ

”韓国のメッシ”としてスペインでも注目を浴びるイ・スンウ（19）が去就を決定し、新たな挑戦へと旅立つ。

イ・スンウ の最新ニュースまとめ

　イタリアのサッカー専門メディアは、セリエA・ヴェローナが先ごろ、イ・スンウの獲得に際して、バルセロナへ150万ユーロ（約2億円）の移籍金を提示し、合意に至ったと報じた。

　イ・スンウは31日、ヴェローナへ移動した後、契約書にサインする予定だ。移籍金150万ユーロ（約2億円）、4年契約で締結したと伝えられている。

　イ・スンウのヴェローナ移籍が完了すると、セリエAでプレーする2人目の韓国人選手となる。2000年から2年間、元韓国代表のアン・ジョンファンがペルージャで活躍した後、15年の間、セリエAに韓国人選手はいなかった。

　今後、イ・スンウがEU市民権を得た場合、より自由にヨーロッパ内で選手生活を送ることができる。しかし、EU市民権を得るということは、イコール、帰化を意味する。スペインサッカー協会もイ・スンウに対して数回にわたり、EU市民権確保を打診していたが、イ・スンウ本人の意思が固まらず、叶うことはなかった。

　前回のU-20ワールドカップのように、イ・スンウは韓国国旗を胸にワールドカップに出場することを目標としている。この夢を叶えるため「韓国」を選択したイ・スンウ。よりステップアップした選手となるため、挑戦の場をイタリア・セリエAに移し、新たな選手生活をスタートさせる。