【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の趙俊赫(チョ・ジュンヒョク)報道官は22日の定例会見で、北朝鮮のケ・チュンヨン駐インド大使が同国のテレビ局とのインタビューで、韓米合同軍事演習を中止すれば核・ミサイル発射実験を中止できると発言したことについて、「核実験は国連安全保障理事会決議など国際規範に反する不法行為で、北の脅威に対応する目的の合法的な自衛的軍事訓練と関連付けられる事案ではない」と述べた。 その上で、北朝鮮に対し、「挑発を直ちに中止する一方、安保理決議など国際義務を履行し、(全ての核兵器と核計画の放棄を盛り込んだ2005年の)9・19共同声明を順守することで一日も早く非核化の道を歩まなければならない」と強調した。 ケ氏は「一定の状況で核とミサイル実験の凍結条件を議論する意思がある」として、「例えば、米国側が暫定的であれ恒久的であれ大規模な軍事訓練を中止すれば、われわれも(核とミサイル発射実験を)暫定的に中止することが可能だ」と述べていた。
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