韓国外交部、“4月朝鮮半島危機説”に「根拠がない…韓国と協議なく米国の措置はない」

韓国外交部は11日、北朝鮮に対する先制打撃、4月戦争説などが流布されていることと関連し、「私設情報誌などで挙げられている4月朝鮮半島危機説は根拠がない」と強調した。

　外交部のチョ・ジュンヒョク報道官はこの日、定例会見で「米国は問題に直接の当事者である韓国との協議なしに、いかなる新しい政策や措置もないということをはっきりとしている」と伝えた。

　チョ報道官は「韓米両国は外交、国防当局を含め、北朝鮮や北朝鮮の核関連の具体的な事案について緊密に調整している」とし「米国の戦略資産の朝鮮半島付近配置や運用など北朝鮮の脅威・挑発に対応するための連合防衛体制の維持・強化次元で韓米間の緊密な協力の下、行われている」と説明した。

　続けて「韓米は北朝鮮の多様な挑発の可能性を注視している」とし「北朝鮮は挑発時に国際社会の強力な対応に直面することになる」と付け加えた。