「MYNAME」左からチェジン、セヨン、インス、コヌ、ジュンQ
「MYNAME」左からチェジン、セヨン、インス、コヌ、ジュンQ
5人組ボーイズグループ「MYNAME」が4月5日(水)に今年最初の日本シングルとなる「出会いあいして」を発売することが決定した。

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 同曲の作詞・作曲・コーラスを日本の人気アーティスト「湘南乃風」のSHOCK EYEが担当したことで早くも注目を集めている。今回はニューシングルにまつわるエピソードから来月スタートのライブツアー、プライベートでハマっていることなど、幅広く語ってくれた。


<B>―2017年最初のシングル「出会いあいして」が4月5日に発売されますね。どんな楽曲に仕上がりましたか?</b>
コヌ:この楽曲は「湘南乃風」のSHOCK EYEさんに作っていただきました。今までの僕たちの楽曲というのはK-POPの要素が多くあったと思いますが、今回はJ-POPの雰囲気が強い曲に仕上がっています。K-POPを普段聴かないという方にも楽しんでいただけると思います。また4月は新しい出発の時期でもありますので、歌詞の内容もこの時期にぴったりだと思います。とてもストレートな歌詞ですね。この曲が「MYNAME」の代表作になればいいなと思っています。

<B>―「湘南乃風」と「MYNAME」という一見共通点のないような意外な組み合わせですよね。それなのに曲調と「MYNAME」の声がとてもよく合っていますね。</b>
セヨン:ありがとうございます。それが狙いです!(笑)

<B>―「湘南乃風」のSHOCK EYEさんからはレコーディング前にアドバイスなどは受けたのでしょうか?</b>
チェジン:実は今日これから初めてお会いするんです(笑)
※インタビューは3月半ばに行われたもの
インス:僕たちは韓国でデビューしてから6年がたちます。大先輩のSHOCK EYEさんも僕たちのことをたくさん考え、任せて曲を提供してくれたと思っています。Twitterでお互いをフォローし合っていて、先輩もたくさん宣伝をしてくれているんです。そういうのを見ると、僕たちももっとこの曲を知ってほしいと思いますし、最近ミュージックビデオの撮影も終わったので、早く皆さんに見てもらいたいです。ティーザーが公開されたばかりですが、ファンの皆さんからたくさんコメントをもらいました。

<B>―ファンの皆さんの反応はいかがですか?</b>
インス:僕のファンは悲しい、切ないという反応が多かったです。人によると思いますが、僕のファンは歌詞を僕の人生と重ねて捉えているので切ないというコメントが多かったです。
セヨン:コヌ兄のファンはどうだった?
コヌ:僕はまだ見てないです(笑)
メンバー一同:爆笑
コヌ:僕は忙しいので…(笑)
インス:何が忙しいの?(笑)
コヌ:今、曲作りの作業をしているので…後でチェックします(笑)
セヨン:僕のファンは「いい曲」とか「早く聴きたい」と言ってくれました。僕のファンの方は明るい方も多いですけど厳しい方も多いです。でも厳しい方も「今回の曲はいいね」って言ってくれています。

<B>―ティーザーが公開されてからTwitterのトレンドのTOP5にも入ったと聞きましたよ。</b>
セヨン:そうなんです。僕の「キョウリュウジャー」は6位だったのに(笑)でもなんかとても楽しみですね!

<B>―レコーディングの際どのようなことを心がけて歌われましたか?苦労した点はどういった点ですか?</b>
ジュンQ:やっぱり発音ですね。「つ」の発音を何度も練習した記憶が残っています。
インス:僕は特に苦労することはなかったです。正直に言って、もう日本で活動して4年になりますので、言葉で難しいということはもうないです。ジュンQはラッパーだから難しい部分は当然あると思いますが、僕はボーカルですから。そしてジュンQの発音も、それも僕はジュンQの個性だと思っています。僕はただ感謝の気持ちでした。SHOCK EYEさんやスタッフの皆さんへの感謝の思いでレコーディンギュ…
ジュンQ:レコーディンギュ?(笑)
メンバー一同:爆笑
セヨン:さっき、発音はぜんぜん問題ないって言ったよね?(笑)
コヌ:発音、気を付けてください(笑)
インス:レコーディングは日本語じゃないよ(笑)英語だからちょっと…(笑)

<B>―ファンの皆さんに特に注目してほしいという聴きどころはありますか?</b>
チェジン:やっぱりサビですね。サビで同じ歌詞が繰り返し出てきますから、その部分が耳に残ると思います。

<B>―ではセヨンさん、今回の曲のダンスのポイントはありますか?</b>
セヨン:今回の曲の振り付けは、僕は作ってないです。

<B>―はい。</b>
コヌ:質問終わりですか?(笑)
メンバー一同:爆笑

<B>―セヨンさんが作っていないことは分かりますが(笑)どんなダンスになるのか教えていただけますか?(笑) </b>
セヨン:まだ曲全体のダンスはどうなるか分からないんです。
インス:でも今回の曲にはあまりダンスは必要ないのではと思います。ファンの皆さんの目を見て歌いたい曲ですよね。
セヨン:そうですね。本当に「湘南乃風」の皆さんのように!
ジュンQ:一緒に歌いたいですね。
セヨン:ファンの皆さんと一緒に歌える曲にしていきたいです。

<B>―CDのジャケット写真もとても爽やかですね。こちらは日本で撮影されたのでしょうか?</b>
コヌ:はい、日本で撮影しました。
セヨン:日本のどこですか?
コヌ:千葉なんですけど、千葉の…う~ん…こそこそ?(自信なさげにどもる)

<B>―九十九里浜だそうです(笑) </b>
メンバー一同:ぜんぜん違うじゃん(爆笑)
コヌ:時間があったらどこか遊びに行きたいなと思っていましたけど、九十九里浜は天気も良くて桜も咲いていてきれいで、旅行に来たような気持ちになりました。本当にいいところで、インスはここに住みたいと言っていたくらいです。
セヨン:撮っていただいたカメラマンさんもすごく有名な方なんです。「EXILE」さんとか矢沢永吉さんとかを撮られてる方なんですよ。
インス:ビジュアルも「EXILE」さんみたいにイケメンのカメラマンさんです。
セヨン:はい、ソロカットは一人15分くらいずつだったと思いますけど、僕たちをうまくリードして短い時間でいい写真を撮っていただきました。

<B>―実際撮影された頃はとても寒かったんじゃないですか?</b>
ジュンQ:はい、めっちゃ寒かったです(笑)
インス:そこはプロ意識で頑張りました(笑)

<B>―そしてカップリングにはファンの皆さんにはおなじみの「タンマレ」の日本語バージョンが収録されましたね。</b>
コヌ:この曲はライブでも人気のあった曲だったんですが、今まで韓国語しかなかったんですね。それで今回日本語バージョンも収録されて、シングルですのでこの2曲しか入っていないですが、とてもいい2曲になったと思います。

<B>―「タンマレ」も原曲の雰囲気が失われることなくとても良い仕上がりですよね。</b>
セヨン:ありがとうございます。それが狙いです!(笑)(カメラに向かってキメポーズ)

<B>―個人の活動では、セヨンさんが「獣電戦隊キョウリュウジャーブレイブ」に出演が決定され、韓国で4月1日から放送がスタートしますね。戦隊ヒーローを演じますから、アクションも多いと思いますが、撮影はいかがですか?</b>
セヨン:撮影の前に一週間くらいアクションスクールに通って勉強しました。その頃ちょうどアルバムのレコーディングや誕生日イベントの準備もあって、これまで活動してきた中で一番大変だった時期だったと思います。でもアクションはコヌ兄がうまいから教えてもらったりして。今ここでやってみて(笑)
コヌ:それは無理だけど(笑)
セヨン:戦隊ものは初めてでしたけど、すべてがいい経験になっていると思います。そしてもっと演技も勉強しなきゃいけないなと思いました。

<B>―日本活動も長くなったと思いますが、最近日本に関するもの何でもいいですがハマっているものなどはありますか?</b>
コヌ:僕は音楽作業にハマっています。自分と約束をして、時間があるときは一週間に2、3曲は作ると決めています。言葉が合っているか分かりませんが、本当にオタクみたいに集中してやっています。シャワーもしないで…
セヨン:あ~汚い!シャワーはちゃんとしてよ(笑)

<B>―作詞も作曲も両方されているんですか?</b>
コヌ:これまでは日本語が難しいから、作詞の方はまず韓国語で作ってそれを日本語に直してもらっていたんですけど、今は歌詞まで日本語で、全部自分でやりたいんです。だから日本の詩の本を買って勉強しています。でも日本の本を読むならカタカナや漢字も分からないといけませんから難しいですよね。でもやらないとできるようにならないから。やればやるほどできるようになると思うので、頑張っています。期待してください!
セヨン:僕は四字熟語の勉強です。正直今の韓国のアーティストさんは皆日本語が上手じゃないですか。だから僕だけが使える特別な言葉があればいいなと思ったのがきっかけです。それから“切磋琢磨”という言葉が好きで、最初は四字熟語だということを知らずにいたんですけどこの言葉も四字熟語だったんですよね。ファンの方からも四字熟語の本をいただいて勉強していて、ライブの時に「今日は“一心同体”でいこう」とか、「人との出会いは“一期一会”」とか使っています。四字熟語を使える韓国アーティストはまだいないと思うので、MCとして、僕個人として、そして「MYNAME」としても魅力になるんじゃないかと思います。
インス:僕はオンラインゲームにハマっています。最初はコヌが一緒にやろうよって言って始めたんですけど、そこからハマって、秋葉原でゲームのためのパソコンを買いました(笑)コヌはもうやめちゃったんですけど、次に僕がジュンQを誘って、ジュンQも秋葉原で買っちゃいました(笑)ゲームでストレスが溜まります(笑)

<B>―ストレスを発散するのではなく溜まるんですか?</b>
インス:発散もしますけど、ジュンQがヘタクソだから(笑)
ジュンQ:まだうまくできないんです(笑)
インス:2人でうまく協力して助けないと死んじゃうのに…僕だけ助けてます(笑)
セヨン:僕もう一つ話してもいいですか?

<B>―はい、お願いします。</b>
セヨン:料理です!
インス:僕、3月10日が誕生日で、ファンの皆さんとのパーティーがありましたが、寮に帰ると一般人になるじゃないですか。その時両親のご飯が食べたくなったんです。そしたらセヨンがタッポックムタンという韓国の鶏料理を作ってくれました。セヨンのお母さんに電話して聞いて作ってくれました。
セヨン:味はどうだった?
インス:すっごく、すっごく美味しかったです!全部食べちゃいました。
セヨン:最近料理にハマっていて、ステーキとかキムチチゲとか作りました。

<B>―逆に韓国の食べ物、場所などで最近おすすめしたいものはありますか?</b>
ジュンQ:最近のドラマは面白いと思います。コン・ユさんの「鬼」がおすすめです。
チェジン:僕は以前日本でSHINeeのキー先輩とカニのクリームパスタを食べたんですけど、それがすごくおいしくてびっくりして。それ以降、韓国でもおいしいパスタ屋さんを探すことにハマっています。
コヌ:MCさん、僕もあります!
セヨン:テレビじゃないからMCさんじゃないでしょ(笑)
メンバー一同:爆笑
コヌ:韓国では小銭を入れて人形を取るやつが流行っていると思います。

<B>―UFOキャッチャーですね。韓国で今流行っているんですか?</b>
コヌ:はい。日本にもありますか?
インス&セヨン:めちゃくちゃあるじゃん。
コヌ:どこに?
インス&セヨン:ゲームセンターとか。いっぱいあるよ。
セヨン:正直僕たちは韓国より日本の流行の方が知っていると思います(笑)

<B>―4月8日からはライブハウスツアーがスタートしますね。ライブハウスツアーは何年も続けられていますが、今回はどんなコンセプトで、どんな姿をファンの皆さんにお見せしたいと考えていますか?</b>
コヌ:最初はコンサートツアーを考えていましたが、やはり4月は出会いの季節ですので、皆さんと近い距離で出会いたいと思ってライブハウスツアーをすることに決めました。
セヨン:僕は今回の新曲を全国の「MYGIRL」(=「MYNAME」のファン)と一緒に歌いたいですね。今までこういう曲がなかったので、ファンの皆さんと一緒に歌いたいです。
インス:僕はファンの皆さんに笑顔を届けたいです。
コヌ:笑顔だったら普通だからプレミアム笑顔がいいんじゃないですか?(笑)
インス:はい、プレミアムスマイルで(笑)
ジュンQ:今回のグッズでキャラクターを作りたいと僕がアイディアを出しました。ニューヨークでも活動している日本人のアーティストさんにキャラクターを作ってもらいました。
セヨン:え、ジュンQのアイディアだったの?じゃあやりたくないな(笑)
メンバー一同:爆笑
セヨン:冗談ですけど、可愛いのができました(笑)
コヌ:歌ということに限らず、日本の方といろいろなコラボは今後もしていきたいですね。
インス:「ガキの使いやあらへんで」に出たいです。
セヨン:ドラマもしたいです。阿部寛さんと!

<B>―個人的な希望もお話しいただいたところで(笑)最後にニューシングル、ツアーを楽しみにしている皆さんにメッセージをお願いいたします。</b>
チェジン:今回の新曲はもちろん、ことしも皆さんと一緒に楽しめる活動をしていきたいです。ライブツアーでは地方にもいきますので待っていてください。
ジュンQ:僕たちはファンの皆さんを覚えようと努力しているので、新曲の活動でまたたくさんのファンの皆さんにお会いしたいと思っています。期待してください、愛しています!
コヌ:僕たちはメンバーそれぞれに個性があるグループです。まだ僕たちを知らないという方も、ぜひ一度ライブやリリースイベントに来ていただけたらうれしいです!


 日本語の勉強にさらに強い意欲を見せているコヌは登場するやいなや「今日は日本語でやります!」と意気込み、意識の高さを感じさせた。終始笑いが絶えなかった今回のインタビュー。四字熟語にハマっているというエピソードが出たためスタッフが「今日のインタビューは抱腹絶倒だったね」と話すと「抱腹絶倒?四字熟語ですか?」とすぐに意味を調べるセヨン。変わらないチームワークの良さから、新曲に対する期待も一層高まった時間だった。


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