「大国男児」左からヒョンミン、ジェイ、カラム、インジュン、ミカ
「大国男児」左からヒョンミン、ジェイ、カラム、インジュン、ミカ
ことし日本デビュー6周年を迎え5人組アイドルグループ「大国男児」が3月11、12日の両日、「ファンミーティング LOVE×LOVE WHITEDAY」と称してファンミーティングイベントを開催。誕生日が近いインジュンとジェイのバースデーイベントと2本立てで東京の週末を盛り上げた。
最近では、ミュージカル、ドラマ等に挑戦するメンバーや作曲活動に勤しむメンバーなど、多方面で引っ張りだこのミカ、カラム、ヒョンミン、インジュン、ジェイの5人。

大国男児 の最新ニュースまとめ

 すっかり寒さも吹き飛んだ3月12日(日)、会場となった東京・東京証券会館には多くの女性ファンが詰めかけていた。カジュアルな衣裳を身にまとったメンバーが「Love song for you」を歌いながら登場すると、客席のペンライトが一斉に光り、メンバーもファンに手を振るなど笑顔がはじけた。

 曲が終わり、MCのYUMIが登場すると、「『大国男児』の6番目のメンバーです!」と紹介。イベント初っ端からユーモアも飛び出し、「大国男児」モード全開に。前日に引き続いてのホワイトデーイベントだったこともあり、前日の感想を問われると「あの~、ちょっと心配で…昨日は危ない話をやりすぎたなと。帰ってから日本人のスタッフと話したんですが、日本のアイドルだったら絶対やらないけど、外国人がやるからかわいいんじゃない?と言われた」と話すヒョンミン。前日も参加したのであろうファンから笑いが起きると、すかさずインジュンは「今日も危険な話ありますんで!」とエンジンをふかす。初めて来たファンに対しては「こんな僕たちに慣れるまで来てください!(笑)」と呼びかけた。口数の少ないミカに話を振ると、「今日結構いい。テンション上がる!」との言葉とは裏腹に気だるい雰囲気が。「今日初めて来た人はリーダーのミカさんがテキトーな感じに見えるかもしれないけど、この人元々こういう人だから!慣れるまで観に来て!」とインジュンのフォローにミカをよく知るファンたちも大笑い。ここで遅れて会場へ入ってきたファンを見つけるとメンバーは口々に「遅刻~!罰金~!! 」と叫ぶ、お茶目な場面も。ヒョンミンが「今日も皆さんと持ちつ持たれついきたいので…」と流暢すぎる日本語で会場を盛り上げると、最近覚えた日本語の話に。

 「相乗効果」、「礼儀」、「証(あかし)」、「仰向け」、「郷に入れば郷に従え」、「行方不明者」、「法律対策」など、通常韓流アイドルの口から飛び出すことのない言葉が次々と飛び出し、ファンも大爆笑。ファンの温かい目に気を許したのか、ヒョンミンは「イタリアで食堂などでスタッフを呼ぶときは『おっぱい』って言うんだよ」と話をぶっ込むと「マジで!? (笑)」「やばい!! 」とメンバーも食いつき、自由な5人に会場も大いに盛り上がった。

 次のコーナーは「朝から生テレビ!徹底討論ホワイトデーは必要か?」と題し、個人的な見解を語ることに。プライベートでは必要ない、お金がないからやりたくないなどと少々夢のない意見も飛び出す中、「愛というものは飴で伝えるものじゃない。気持ちや言葉で…」とインジュンがハートフルに語る横で、ミカがゆっくりと首を横に振りながら指でお金のマークを作ると、ファンは手を叩いて大笑い。静かに見守っていたジェイは「必要ない。ホワイトデーは他人が作った記念日だから、2人で特別な記念日を作って…」と話すと、客席の女性ファンの目が一斉にハートマークに!カラムは「ポッキーデーとかホワイトデーは企業戦略!」と一気に現実感を出し、大人な(?)一面も見せた。ホワイトデーを恋人同士でなんでも言いあう日にしたら?という提案が出ると、なぜかカラムがMCのYUMIに対し「何かありますか?」と逆質問。YUMIが過去の男性とのエピソードを話すと、会場からは大きく共感するような声が上がり、メンバーはお腹を抱えるように笑っていた。どんな女性が好きかと問われたジェイは「僕の目をジロジロ見てくれる女性が好き」、ヒョンミンは「俺の人生の邪魔をしない人」と独特のワードチョイスで会場を沸かせた。

 次は演技力にも定評がある5人の即興芝居のコーナーへ。
抽選で選ばれたファンの恋人役になり、さまざまなお題に対して演技を披露した。最初の挑戦者はインジュン。BGMに合わせてコロコロとキャラクターが入れ替わり、若干DJに踊らされている(?)印象も。対応力のあるファンにも助けられ、何をやっても爆笑が起こる超大作となった。ヒョンミンは「日本のバラエティー番組を見てる感じ(笑)」と会場全体が満足気だった。次の挑戦者であるカラムは「笑わせる自信がない」と始まる前からへこんでいる様子。演技の中で自宅に誘うも、なかなか良い雰囲気に持ち込めず、「助けて、誰か…」と落ち込みモード。続いてのミカは、前髪を切りすぎた設定の彼女に対して、前髪を指差して大笑いする怪演(?)を見せ、ファンも大笑い。最後は低い声で「大丈夫だよ」とそっと肩を抱き、客席からは「フ~!! 」と感嘆の声があがった。ジェイは、BGMを流すDJにしきりにダメ出しをしながら進行。彼女思いのダメ出しに、会場からは称賛の拍手!最後のヒョンミンは客席からステップを踏みながら登場する演出。得意の作曲をしながらプロポーズするも、答えに撃沈。インジュンと彼女の取り合いをする展開に発展し、それをカラムが実況。会場のファンたちは大爆笑。最後まで笑いの絶えないコーナーとなった。

 リズミカルな「24×7」を披露した後は、メンバーの歌、ダンスパートをシャッフルして歌を披露するコーナー。ぼうぜんと立ち尽くすミカや、ジェイやカラムが巧みにヒョンミンの声真似をする貴重な姿が見られると、ファンからは大きな声援と笑い声が起き、この日一番の盛り上がりに。メンバーが歌えずにいる部分はファンが大きな声で合唱すると、メンバーも自然と笑顔に。メンバーとファンが一緒に作り上げたコーナーとなった。最後はさわやかに「プリティースマイル」を熱唱。大きく手を左右に振ったり、流れる音楽に気持ち良さそうに体を揺らすメンバーに、ファンも楽しそうにペンライトを振っていた。

 かつて“クリーミー系弟アイドル”と呼ばれた彼らも今や中堅。長きに渡り日本活動をしてきたおかげで身に付いた流暢すぎる日本語と巧みなトークセンスで、確実に日本のファンの心をつかみ、ファンとの時間を大いに楽しむ姿が印象的だった。

 ファンミーティング終了後は、ホワイトデーにちなんでキャンディーのお渡し会があり、メンバーから直接キャンディーを受け取ったファンたち。うれしそうにキャンディーを見つめるファンたちを見て、韓流エンターテインメントにおける「大国男児」の存在の大きさを改めて実感するイベントとなった。




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