ドイツに設置された平和の少女像。慰安婦被害者のアン・ジョムスンさんも除幕式に出席した=8日、ヴィーゼント(聯合ニュース)
ドイツに設置された平和の少女像。慰安婦被害者のアン・ジョムスンさんも除幕式に出席した=8日、ヴィーゼント(聯合ニュース)
【ヴィーゼント聯合ニュース】旧日本軍慰安婦の被害者を象徴する平和の少女像がドイツ南部バイエルン州のヴィーゼントに設置された。少女像が欧州に設置されるのは初めて。 「ドイツ平和の少女像水原市民建立推進委員会」が8日午後(現地時間)、ヴィーゼントの公園で少女像の除幕式を開いた。ドイツ少女像建立推進委員会の関係者や、韓国・京畿道水原市の市民代表団、市代表団など約100人が集まった。幼くして連れていかれ慰安婦の苦しみを味わった、韓国人被害者のアン・ジョムスンさんも出席した。 除幕式は8日の国際女性デーに合わせて開かれた。出席者は、慰安婦被害者を悼みその歴史を繰り返さないという意味だけでなく、世界中の女性の性暴力被害と人権侵害に反対する、反戦と平和のメッセージも込められているとした。 少女像は当初、水原市の廉泰英(ヨム・テヨン)市長の主導でドイツ南西部フライブルク市への設置が推進されたが、日本側の反対で実現せず、最終的にヴィーゼントに決まった。建立推進委員会は水原市の協力の下、募金活動を行い少女像を製作した。
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