歌手ハンビョル
歌手ハンビョル
韓国の人気エンターテインメント雑誌「10asia+Star」が2017年1月から日本版の発売をついに開始。その創刊記念ライブとして2月26日(日)埼玉・大宮ソニックシティ大ホールにて「10asiaJAPAN LIVE Vol.1」を開催し、「超新星」ソンジェ、「MYNAME」、「100%」、そして「Ledapple」元メンバーのハンビョルという4組のアーティストの豪華共演が実現した。

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 スタンドマイクを手にステージに現れたのは、ハンビョル。チャン・グンソク主演の韓国ドラマ「キレイな男」のOSTから「お前に行く」をアコースティックギターの音色に乗せて爽やかに歌い上げた。

 「Ledapple」というバンドのメインボーカルとして、長く日本で活動していた経験を持つハンビョルは、「皆さんお久しぶりですね。ソロ歌手ハンビョルです。わー本当にお久しぶりですね。初めましての方もいると思います」と感慨深げに最初のあいさつをファンと交わす。

 次の曲もドラマのOSTで「ドラマを思い出しながら聴いてください」と、ユ・スンホ主演の「リメンバー~記憶の彼方へ~」から「冬の風」を日本語バージョンで披露。日本で開催されたファンミーティングでは一番人気がある曲だったと紹介した。

 「僕はオーストラリアで生まれて、歌手に憧れて18歳の時に韓国に来ました。パパとママは韓国人ですけど、僕はオーストラリアで生まれたのでオーストラリア人です」と自身の出生について語ると、客席からは驚きの声が上がる。「でも僕はオーストラリアより日本が好きです」と日本への思いを告げながら「今日は『Ledapple』と同じ時期に日本デビューした『MYNAME』をはじめ、『100%』や『超新星』のソンジェさんと一緒にステージに立ててうれしいです」と笑顔で話した。

 ブルーノ・マーズの「When I was your man」のカバーでは、驚くほどソウルフルなボーカルを聴かせ、ネイティブである英語の表現はもちろんのこと、やはりその歌唱力に息をのむ。

 最後の曲は「Ledapple」の「いま、僕の名前を呼んで」。その歌声が紡ぐのは、ソロシンガーとして歩んでいく新たな決意にも感じられる。優しくも力強い歌声は、会場の多様なファンの心に確かに届いた。




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