道頓堀の「グリコ」看板(資料写真)=(聯合ニュース)
道頓堀の「グリコ」看板(資料写真)=(聯合ニュース)
【東京聯合ニュース】大阪で韓国人など外国人観光客に大量のわさびを入れたすしを提供していた店が問題になったことに続き、南海電鉄の車掌が「多数の外国人が乗車し、ご不便をお掛けしております」というアナウンスを行ったほか、韓国人観光客の息子が日本人男性から路上で暴行を受けた事件もあったとされるなど、波紋が広がっている。 駐大阪韓国総領事館は11日、ホームページに大阪を訪れる観光客は安全に注意するよう呼びかける注意喚起を載せるなど、対策を講じている。 家族旅行で大阪を訪れたという韓国人男性は5日午後10時ごろ、道頓堀で14歳の息子が日本人男性からいきなり蹴りなどの攻撃を受けたという。男性はインターネット掲示板に「理由もなく、通りがかりの観光客に無差別な暴力を受ける経験をするとは夢にも思わなかった」として、「大きなけがはなかったが、妻と娘は大変なショックを受けた」と書き込んだ。 駐大阪韓国総領事館は「大阪を代表する観光地、道頓堀で夜間の時間帯に国民が被害を受けた事例が受け付けられた」として、「特に、夜間の時間帯に訪れる方々は安全に留意してほしい」と呼びかけた。 一方、問題となっていたすし店ではその後、来店した韓国人観光客に対し、今度はわさびを入れずにすしを提供したとのフェイスブックの書き込みもあり、騒動はまだまだ収まりそうにない。
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