【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の宣南国(ソン・ナムグク)副報道官は22日の定例会見で、大規模な洪水被害が発生した北朝鮮への国連の支援に対する関与の有無を問われ、北朝鮮が住民の生活を顧みずに核とミサイルの開発に資源を転用している状況を考慮すべきだとの立場を示した。こうした北朝鮮当局を「容認し難い」と述べ、支援に否定的な姿勢を見せた。 また、北朝鮮は1月に4回目の核実験を行い、今月には洪水が起きたにもかかわらず5回目の核実験を強行したと指摘。その上で「(今年の)核実験と22発のミサイル発射にかかった費用は2億ドル(約200億円)ほどと推定されるが、これは洪水による被害(額)よりもはるかに大きい」と述べた。
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