ソウル中央地裁は、後天性免疫不全症候群予防法違反容疑で起訴されたA(32)に対し、懲役4か月・執行猶予1年を宣告したと19日、明らかにした。
男性Aは去る2013年4~8月、恋人B氏と共に避妊具を使わないまま性関係をもち、その後、B氏はエイズに感染した。
男性Aは2011年からエイズ感染の治療費支援などを受けており、自身がエイズに感染している事実を知っていた。
女性B氏は男性と破局した後、エイズ検査を受け、陽性反応が出た。B氏は男性との性行為によってエイズに感染したとし、厳罰を要求する嘆願書を裁判所に提出していた。
裁判課程で、男性側は「エイズ伝染媒介行為を処罰する法規定は、個人の性的自己決定権を大きく侵害する」と主張したが、裁判所はこれを聞き入れなかった。
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