北朝鮮が2009年に打ち上げた「光明星2号」=(聯合ニュース)
北朝鮮が2009年に打ち上げた「光明星2号」=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮は7日午前、国際社会の警告にもかかわらず長距離弾道ミサイルの発射を強行した。先月6日の4回目の核実験に続き、再び深刻な挑発に踏み切ったことで、朝鮮半島をめぐる情勢はさらに悪化する見通しだ。 韓国軍の合同参謀本部によると、北朝鮮は7日午前9時半(日本時間)ごろ、北西部の東倉里のミサイル発射場から長距離ミサイルを発射した。韓国軍関係者はミサイルの軌跡を探知し、追跡していると伝えた。北朝鮮の長距離ミサイルが飛行中なのか、衛星軌道に入ったのかなどは確認されていない。 北朝鮮は国際海事機関(IMO)に通告した通り、南に向けて長距離ミサイルを発射したとされる。日本政府は沖縄方向に発射したと明らかにした。 韓国軍は北朝鮮のミサイルの探知・追跡のため、イージス艦や地上の早期警戒レーダー(グリーンパインレーダー)、空中早期警戒管制機(ピースアイ)などを稼動している。 韓国政府と軍は北朝鮮の長距離ミサイル発射を受け、緊急対応体制を敷いた。朴槿恵(パク・クネ)大統領は政府の対応を議論するため、国家安全保障会議(NSC)を招集した。韓国政府は国連代表部には国連安全保障理事会の緊急会合開催を要請するよう指示したという。 kimchiboxs@yna.co.kr
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