「VIXX LR」左からレオ、ラビ
「VIXX LR」左からレオ、ラビ
韓国の6人組ボーイズグループ「VIXX」ボーカルのレオと、ラッパーのラビによるユニット、「VIXX LR」(ヴィックス・エルアール)が、2月1日、東京・国際フォーラムAで行われたJun. K (From 2PM) との合同ライブ「THE STAR K-POP SPECIAL LIVE 2016」に出演した。

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 ユニットとして日本デビューはしていないが、1月に日本で単独ツアーを行った「VIXX LR」。ツアー終了直後の1月27日には、本体の「VIXX」として日本1stアルバム『Depend on me』をリリースし、オリコン・デイリーチャート(1/30日付)で念願の1位を獲得したばかり。ライブ中にもラビが「アルバムがオリコン1位になりました。ファンのみなさんのおかげです」と感謝を伝えた。

 シックな黒の衣装で登場した「VIXX LR」はまず、スモーキーなレオのボーカルと穏やかなラビのラップが映える「REMEMBER」をしっとりと歌いあげる。ユニットとして日本の合同ライブに出演するのは初めてとあって緊張気味のふたりは、冒頭の挨拶でタイミングが合わず何度もやり直すという珍しい場面を見せたり、日本語を間違えたレオが恥ずかしがってツムジを見せると会場からは「かわいいー」という声があがる。「VIXX LR」を初めて見るファンにむかって自己紹介をした後は、単独ツアーで初公開したレオの新曲「難しいこと」を披露。「音源化されていない曲ですが、近々お届けできるかもしれません」とファンにはうれしいコメントも。

 トークコーナーでは「VIXX」ファン以外にも自分たちを知ってもらおうと、レオとラビがお互いを紹介するカードを作成。ラビに「15秒シャワー」というニックネームを付けたレオは、ラビにカウントをさせて「僕がお見せします」と15秒ですべてを終えるシャワーシーンを実演。「最近は10分か15分かけてる」と抗議するラビに「でも時々、首にボディソープが残ってるんです」とレオがファンに密告。「ラビの役割=ラッパー、レオをいじる」というコメントには「僕もいじるけど、主導者はヒョギじゃない?末っ子なのにジャイアント。力が強いので先輩を制圧します。興味のある人は検索してみてください」と言ってラビが会場を笑わせた。

 一方、ラビに「ハムスター」というニックネームを付けられたレオは、そのニックネームを思いっきりスルー。ラビが「ハムスターと言い出したのは、エン君。さり気ないかわいさがあるから」と公表。さらに、「レオの役割=愛嬌」の項もスルーすると、ラビが「最大の特技でしょ!」と猛抗議。「ラビがやってみせたら僕もやる」というレオにお手本を見せたが、まったく愛嬌のないプインプインで誤魔化された。また、レオはルームメイトとしてラビを「君のせいで寝れない。部屋でラップしたり作曲したり、灯りを点けっぱなしにするのに、どうやって寝ろっていうの?」と、ファンを前に愚痴をこぼした。

 「VIXX LR」の曲だけでなく、レオは中島美嘉の「桜色舞うころ」のカヴァー、ラビは彼の代表曲ともいえる「GHOST」をソロ曲として披露。また、ダンサーを従えて「VIXX」曲「テ・ダ・ナ・ダ・ノ」をHIP HOPヴァージョンでセルフカヴァー。ステージを飛び出し、客席で歌うとファンも大興奮。レオにロックオンされた幸運なファンも見られ、ファンとの交流を楽しんだふたりは、最後にステージ上でハイタッチをキメた。さらに、「VIXX」の代表曲「ERROR」はピアノをメインにしたアコースティックアレンジに変身。ふたりが背中合わせで椅子に座って、ドラマティックな曲を切々と歌い上げた。

 ラストを飾ったのは、「VIXX LR」のデビュー曲「Beautiful Liar」。レオがピアノを奏で、仮面を持ったダンサーに囲まれたラビ。ふたりの切ない歌声が美しく交錯する。「VIXX」の中で、作詞、作曲、プロデュースを手掛けるふたりによって結成されたユニットだけに、短い時間の中でも、多彩な音楽性を印象付けるライブを見せてくれた。

 尚、日本1stアルバム『Depend on me』が好スタートを切った「VIXX」は、3月24日の大阪・オリックス劇場を皮切りに、5月1日のパシフィコ横浜まで、全国4都市で日本単独コンサートツアー開催する。



빅스LR(VIXX LR) - 'Beautiful Liar' Official M/V
빅스LR(VIXX LR) - 'Beautiful Liar' Official M/V




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