韓国女優イ・ユビ(25)に紛失した携帯電話を返す代価として大金を要求し脅迫した20代男性に実刑が言い渡された。

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 ソウル中央地裁刑事12単独ペ・ヨンジュン判事は15日、恐喝未遂などの容疑で拘束起訴されたペ某氏(29)に対して懲役10か月を宣告した。

 ペ判事は起訴された共犯のイ某氏(19)とパク某氏(19)にはこの日宣告をしなかった。

 ペ判事は「芸能人である被害者の携帯電話を盗難品として取得後、私生活露出を懸念する被害者から金品を取ろうとし、罪質が良くない」とし「盗難品取得犯罪で裁判中に再び犯行を犯し、合意や被害回復の努力もない」と判断した。

 ペ氏らは昨年10月、イ・ユビ側に5回電話し「紛失してしまった携帯電話を返してほしければ、謝礼費として2000万ウォン(約195万円)を払え。記者に渡せば2000万ウォンは受け取ることができる」と脅迫した容疑で起訴された。

 彼らは、イ・ユビがソウル・江南区のクラブで紛失した携帯電話を盗難品として購入した後、犯行を計画したことが調査された。

 彼らは犯行当時、イ・ユビからお金を受け取ることにし、ソウル・松坡区(ソンパグ)のカフェで待ち合わせた際、通報を受けて出動していた警察に逮捕された。

 警察から事件を引き継いだ検察はイ・ユビを被害者として呼び、携帯電話紛失当時の状況や脅迫内容などを調査した後、ペ氏らを裁判に引き渡した。

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