北朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」は21日付で掲載された「殺人鬼を告発する炭疽菌違法搬入事件」という文章で、「アメリカと韓国当局が『北朝鮮が炭疽菌やペスト菌などを保有し、テロや全面戦に使用可能だ』という実にとんでもない謀略説を広めながら、生物化学兵器防御協力を拡大することにした」と明らかにした。
続けて「ありもしない北朝鮮による生物化学兵器の脅しを理由に、やつらの炭疽菌違法搬入犯罪を正当化して、有事の際には我々の頭上に悪魔の細菌をばらまき、北侵の野望を必死に実現しようという危険な悪だくみだ」と強く非難した。
米韓合同執務団は今月17日、烏山(オサン)基地での炭疽菌誤送事件に対する米韓共同調査の結果を発表し、「北朝鮮は、炭疽菌、ペスト菌など計13種の生物学兵器を保有していると推定しており、テロまたは全面戦でこれを使用する可能性がある」と明らかにしていた。
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