金第1書記の実妹・金与正、1か月以上も姿見せず… 出産？党創建日の準備？

北朝鮮・金正恩（キム・ジョンウン）第1書記の実妹である金与正（キム・ヨジョン）党宣伝扇動部副部長が、1か月ほど公開活動に姿を見せておらず、その背景に注目が集まっている。

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　与正氏は先月2日、北朝鮮メディアが報じた金第1書記の平壌（ピョンヤン）老人ホーム現地視察の際、同行している姿が映っていたが、それ以降、今月17日まで45日間、北朝鮮メディアに姿を見せていない。

　非武装地帯（DMZ）での北朝鮮の地雷挑発の際、南北で軍事的緊張が高まった際にも、与正氏は”不在”であるかのように一度も姿を現さなかった。

　韓国政府は、与正氏の空白について具体的な理由は把握できていないことが伝えられた。

　ただ、政府消息筋は「与正氏が来月10日の労働党創建70周年記念の準備に比重を置いているようだ」とし、与正氏が党創建日の準備を主導的に進行していることを示唆した。

　一方、一部ではことし5月に一度提起された「与正氏の妊娠および出産説」が再び浮上している。

　国家情報院はことし5月、与正氏の出産に関する情報を発表していたが、当時、47日ぶりに姿を見せた与正氏に”変化”が見られなかった。そのため、出産説の真偽については、不透明さが残っていた。

　これらを理由に、与正氏がことし5月ではなく、最近になって出産したのでは、との説も提起されている。