「K-MUCH」左からアト、ジロー、キュー、ボーナス
「K-MUCH」左からアト、ジロー、キュー、ボーナス
天敵がいないカムルチ(雷魚)のように強靭な生存力を持つ「K-MUCH」(カムルチ/ケーマッチ)は、2014年1月、ファーストミニアルバム「Beyond The Ocean」でデビューしたボーイズ・グループ。「CRAYON POP」のヒット曲「Bar Bar Bar」の男性ヴァージョン「何も知らずに」で、「CRAYON POP」の弟分として注目を集めた。

K-MUCH の最新ニュースまとめ

 キュー(KIU)、ボーナス(BORNAS)、ジロー(G.LOW)、アト(ATO)の4人は、7月28日(火)から9月6日(日)まで1か月超に渡り、新大久保などで「K-MUCH東京コンサート」を敢行。公演の忙しい合間をぬってインタビューに応じてくれた。

 「よろしくお願いします」と丁寧なあいさつで登場した「K-MUCH」。


<B>―自己紹介とご自身の魅力を教えてください。</b>
アト:お会いできてうれしいです。私は「K-MUCH」の末っ子、皆さんのギフト、アトです。私の出身地は釜山の近くの昌原(チャンウォン)なので、関西弁のような方言があります。そのアクセントが魅力だと思います。
ジロー:G.LOWです。僕は英語ができること。ペンシルベニアに5年くらい住んでいました。
キュー:「K-MUCH」のリーダー、キューと申します。僕の魅力は目です。大きくてキラキラしていて、そして瞳が大きいです。
ボーナス:私はBORNASです。魅力は目が小さいこと(笑)。瞳がまったく見えず、笑うと目がなくなります。

<B>―メンバーを家族に例えたらそれぞれの役割は?</b>
アト:お父さんがリーダーのキュー兄さん。お母さんがボーナス兄さんで、ジローさんがお兄ちゃん。末っ子はやっぱり私です。

<B>―お母さん的なボーナスさんは面倒見がいいですか?</b>
アト:悪いところも言ってくれるんです。それはダメだよとか、掃除しなさい(笑)とか小言も。そんなところがお母さんに見える(笑)
ボーナス:ハハハハハ。

<B>―韓国では今も一緒に住んでいるんですか?</b>
キュー:はい。日本でも今は一緒に住んでいます。

<B>― 7月28日から9月6日まで1か月超にわたって「「K-MUCH」東京コンサート」を公演中ですが、いかがですか?</b>
キュー:最初に聞いたときは、期間が長いので大変だなと思ったんですが、やっぱり大変でした(笑)でも、とてもやりがいを感じています。毎日少しずつファンの方が増えていくことや、少しずつステージが楽しめるようになったり、余裕がでてきたように思います。

<B>―先日“クラブデー”のときにライブにお邪魔したのですが、そういった企画なども自分たちで考えたりするんですか?</b>
全員:はい、そうです。
キュー:“クラブデー”もそうですし、これからもいろいろなアイデアを出していく予定です。例えば“クラブデー”なら、楽しめることはもちろんですが、次はもっと工夫してディテールにもこだわりたい。入場する際のスタンプとか夜光ブレスレットだとか。いろいろなコンテンツを考えています。

<B>―お客さんの数が目標に達したら“富士急ハイランド”に連れて行ってもらえると言ってましたが、叶いそうですか?</b>
キュー:行けるように助けてください(笑)。ファンのみなさんのお力が必要です!

<B>―これまでのライブで印象に残っているエピソードはありますか?</b>
キュー:思い出すといろいろありますね。
ジロー:ステージの上でアトくんのインソールをばらして、そしたらそのインソールが汚なくて(笑)それでアト君が傷ついたことかな。
アト:そのインソールは練習用のだったんですよ!それを履いてステージに上がってしまったらメンバーたちにばらされちゃって、ちょっと大変でした。あまりにボロボロだったので、その後、ファンの方から新しいインソールをたくさんもらいました。これくらい(とジェスチャーしながら)、ソールが高くて入らない(笑)

<B>―この期間、東京に住んでみてどうですか?気になったこととか面白いこととかありましたか?</b>
アト:昨日ありました。公演が終わってジロー兄さんと散歩に行ったんですが、どこからかすごく日本らしい音楽が流れてきて、そしたらお祭りだったんです。ガチャガチャがあったり、子どもの頃から映画とかでそういうお祭りの風景を見てきたので一度は行ってみたかったんですが、昨日行くことができて本当にしあわせでした。大人からすごく小さい子まで踊っていて。(「ハイサー」と言いながら、見たという踊りを披露するアト)こういう踊り、知ってますか?

<B>―“盆踊り”ですね。ジローさんも一緒に踊りましたか?</b>
ジロー:僕は踊らなかったです(笑)。 子どもたちが歌手の僕たちより踊りが上手でした。

<B>―ボーナスさんやキューさんはどうですか?</b>
ボーナス:夜、信号のところでボタンを押すと青に変わりますよね。押しボタン式歩行者信号、それが不思議でいいアイデアだと思いました。韓国にはないので。
キュー:日本は街が綺麗だし、人が優しいです。コンビニでお弁当を買ったら、計算している間にどこかにお弁当を持って行かれて。「何?何?」って思っていたら温めてくれたんです。韓国ではセルフでやるので、そういうところが優しいと感じました。
ジロー:あと、エレベーターの中に人がいないときは暗くて、エレベーターの扉が開いたら中の明かりがぱっとつくところが不思議です。いいアイデアだと思います。

<B>―ファンの方から言われてうれしい言葉はなんですか?</b>
アト:僕は金髪が長かったんですが、今回もみあげの部分を短く切りました。似合ってないと言われるか不安だったのですが、新しい髪型を見て「すごく似合ってる」と言ってくれて。心配も消えてとてもうれしかったです。
キュー:「おもしろかったです、また来ます」と言ってくれることが一番うれしいです。
ジロー:僕は「髪型が似合わない」と言われること。その髪型を2度とやらないし、そう言ってくれる正直な気持ちがうれしいです。

<B>―今後の「K-MUCH」の目標を教えてください。</b>
キュー:目標は、まず目の前のことを一つずつやろうと思っているんです。現在の目標はまず富士急(笑)。
ジロー:僕はカムバック。韓国でまずはカムバックしたいです。
ボーナス:富士急も行きたい。
アト:富士急に行って、すぐカムバックだね!

<B>―最後に日本のファンの皆さんにメッセージを。</b>
アト:今私たち「K-MUCH」は東京に来ていますが、いつも大きな声援を送ってくださり、僕たちの公演を楽しんでくださることに感謝しています。何よりも僕たちの成長している姿を見て、その姿をずっと見れるのがうれしくて毎回来ると言ってくださることに、本当に感謝しています。もっともっと大きく成長する姿をお見せしたいです。努力しますので信じてください。



 一つずつ目の前のことをやっていきたいという堅実な彼らは、公演と公演の合間の短い時間だったにも関わらず、日本語と韓国語を織り交ぜながら質問にも丁寧に答えてくれた。取材終了後、すぐに次の公演の準備に入った「K-MUCH」。彼らの目はすでに次の目標をとらえている。





K-MUCH(a.k.a. 가물치) '漁港の中の魚' M/V - Official
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