フランスのストラスブールで開かれた欧州議会本会議でEUは、北朝鮮の核開発とミサイル開発が地域の緊張を高める危険があると指摘。北朝鮮に対し、核およびミサイル開発を完全に放棄することを求めるとともに、挑発行為や威嚇を中断するよう促した。
またEUは北朝鮮に対し核拡散防止条約(NPT)体制への復帰を求めたほか、北朝鮮の人権状況や食糧不足に対して憂慮の念も示した。
国連安保理の対北朝鮮制裁決議採択を受けて、EUは先月18日に開かれた外相会合で北朝鮮に対する広範囲な追加制裁を課すことで合意した。
北朝鮮の3回目の核実験に対しては、金融および貿易制裁、旅行制限などの制裁を取ることを決めた。
EUは既に北朝鮮に対し、兵器や核関連技術の輸出を禁じているほか、ぜいたく品の禁輸や資産凍結などの制裁を加えている。
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