LG電子は2011年12月に日本でスマートフォン「Optimus(オプティマス) LTE」を発売してから約1年で、LTE対応スマートフォン販売量が100万台を超えた。
日本市場は自国ブランドを好む傾向が強く、米アップルの「iPhone(アイフォーン)」以外、海外メーカーには閉鎖的で厳しい市場だ。スマートフォン分野では国際的な知名度が多少劣るシャープや富士通がアップル、ソニーと肩を並べている。
LG電子は2011年初めに防水機能を備えた第3世代(3G)モデルのスマートフォンを発売したが、芳しい反応は得られなかった。
だが、日本の移動通信環境が韓国や米国のようにLTEに移行していく流れを捉え、同年12月にオプティマスLTEを発売し、好評を得る。
昨年7月には「Optimus it(イット)」と「Optimus Vu(ビュー)」を相次いで発売し、10月には最高仕様の「Optimus G」を発売した。先月には日本市場専用スマートフォン「Optimus LIFE(ライフ)」を発売した。
このうち日本市場で最もよく売れたのは「Optimus it」で30万台以上販売された。
LG電子のスマートフォンが日本で善戦している理由は、LTE特許世界1位の技術力とLTEサービス品質拡大のための移動通信社との積極的な協力、日本市場に合わせた現地化戦略などが挙げられる。
日本で発売された製品には、ワンセグやおサイフケータイ機能、キャップレス防水機能が搭載されている。
戦略スマートフォン「Optimus G」は日本市場の7割以上を占める1、2位の大手移動通信社、NTTドコモとKDDIを通じ発売されたため、好調が期待できる。
またNTTドコモからフルHD対応のLTEスマートフォン「Optimus G Pro」が今年4月に発売される予定だ。
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