4C(左からSAYU、KyonA、MIZUHO、MAKI)
4C(左からSAYU、KyonA、MIZUHO、MAKI)
K-POPの人気と共に1つのジャンルが定着しつつある。それは「K-POPカバーダンス」。韓国アーティストやグループの振り付けをそのままカバーし、本人になりきって踊るのだ。本家本元も驚くほどの動きを披露し、近年ではカバーダンスイベントや大会も数多く開催されている。

東方神起 の最新ニュースまとめ

 その中でも、いま話題を集めているのが「4C」。女性メンバー4人(2012年6月現在)で構成され、イベントや大会への出場経験も豊富な元祖K-POPカバーグループだ。4人の息の合った動き、華麗なパフォーマンスは観客を圧倒し、アーティストも顔負けのステージを繰り広げている。

 カバーダンスブームをリードしている4人にダンスの魅力、夢について聞いた。

<b>-チーム結成のきっかけ</b>
<b>KyonA:</b>2009年に初めてK-POPイベントに行った時は、まだカバーダンスショーがなく「ショーがあったら絶対に出るのに!」と思っていました。同年秋にカバーダンスショーが始まり、それを機会にチームを結成しました。

<b>-K-POPカバーダンスを始めることになったきっかけ</b>
<b>KyonA:</b>倖田來未さんと「東方神起」がフィーチャリングした「Last angel」のMV(ミュージックビデオ)がきっかけです。最初は全く知らなかったのですが、調べてみて「東方神起」が韓国のアーティストだとわかりました。子供の頃からダンスボーカルグループが好きで、安室奈美恵さんや「SPEED」、「MAX」などの曲を個人的にカバーしていたので、その延長でK-POPのカバーも始めました。
<b>MAKI:</b>最初は韓国ドラマにハマりました。その時「いいな」と思っていた俳優が歌手だと知り、曲を聴いてみたら彼のファンになって一人でカバーをしていました。そのアーティストはRain(ピ)です。その後「4C」に入り、K-POPアーティストのカバーをするようになりました。
<b>SAYU:</b>「DREAM ON」というイベントに出たのがきっかけです。もともとK-POPが好きで聴いてはいたものの人前で踊る事は無く、K-POPカバーダンスデビューが大きなステージで泣きそうでした! そのイベント後、正式に「4C」に加入して本格的にカバーダンスを始めました。
<b>MIZUHO:</b>MTVやスペースシャワーTVでK-POPのMV特集を放送していたので、見ているうちにK-POPやダンスのかっこよさにハマっていました!その後、実際にK-POPダンスを踊ってみたいという気持ちが強くなり、リーダーKyonAさんが教えていたK-POPのダンスレッスンに参加しました。わたしにとって先生だったKyonAさんと同じダンスチームで躍ることができて夢のようです。

<b>-普段の練習</b>
<b>KyonA:</b>基本的に週1回5時間ほど、新宿や新大久保で練習しています。また、イベントが多い時期は、それに応じて練習時間を増やします。練習方法は、メンバーそれぞれのパートを基本的に覚えていきます。その場で担当を決めて、手分けして振り付けを覚えることもあります。

<b>-日本と韓国において、ダンスの大きな違い</b>
<b>KyonA:</b>特にガールズグループ(女性歌手)に関しては、韓国は「Sライン」を強調する動きが多いと感じています。

<b>-好きなK-POPグループとその理由</b>
<b>KyonA:</b>好きなグループはたくさんありますが、特に「4Minute」のヒョナが好きです。まだ若いのに、パフォーマンス力に優れていて、目力がすごい!
<b>MAKI:</b>グループではありませんが、1番好きなアーティストはRain(ピ)です。彼を知ってからは、バックダンサーになることが夢となり、今でもその夢を追い続けています。今は(Rainが)兵役中なので、ステージを見ることができず残念です…。今は「2PM」も好き!こうして見ると、わたしはJYPの音楽が好きなようです。洋楽のような音に斬新な振り付けが組み合わされているので、踊ってみたくなります。
<b>MIZUHO:</b>「SISTAR」です。かっこよくて、かつセクシーなので見とれてしまいます。わたしの憧れです!
<b>SAYU:</b>「BIGBANG」と「2NE1」です。音楽、ファッションなど個性が強いところに惹かれます。

<b>-目指すダンスチーム</b>
<b>KyonA:</b>韓国のアーティストと共演したり、日韓交流関係のイベントに出演したりしていきたいです。また、ダンスボーカルの魅力を伝えられるようなチームを目標にしています。「4C」は、ダンサーや歌手など、さまざまな本業をもつメンバーが「K-POPで踊りたい!」をキーワードに集まっているので、この気持ちを土台にそれぞれの目標も叶えていきたいです。

<b>-これからダンスを始めたいと思っている方へ</b>
<b>KyonA:</b>何よりも楽しむことが一番大事だと思います。
MAKI:K-POPダンスは普通のダンスと違い、踊ったことがなくても真似したくなる動きだと思います。とても楽しいジャンルなので、踊って楽しみましょう!
<b>SAYU:</b>「踊ってみたい!踊りたい!」という気持ち、そして何より楽しむ事が大切だと思います。
<b>MIZUHO:</b>「踊ってみたい」と思ったら迷わず踊ってみましょう!きっとハマっちゃいますよ。ダンスは、楽しんだもの勝ちです!

<b>-これまでの主な活動</b>
<b><メディア関連></b>
テレビ東京「この辺トラベラー」出演
TokyoMX 「そこウサ!トーク」出演
NHK 「熱中スタジアム k-pop night編」出演
韓国YTNニュース/KstarKBS「ドキュメンタリー」3日間の密着取材など

<b><イベント・大会></b>
「韓国歌謡コンテスト」関東地区大会3位、全国大会出場(2009年8月)
「韓国歌謡コンテスト」ゲスト出演(2010年、2011年)
Brown Eyed Girls」日本1stコンサート(オープニングアクト)
フジテレビ「お台場合衆国」
「Kpop Road Show」にて「T-ara」と共演
「K-POP COVER DANCE FESTIVAL」日本オフィシャルサポーター「KARA」と共演
「2011年日韓交流おまつり」K-POPダンスメドレー総監督
「~元気ガラガラGo!! 祭~」in Koreaなど

 なお、リーダーのKyonAは2011年12月にCDデビューを果たしたK-POP風ユニット「Lupin」のメンバーとしても活動。韓国語の空耳を取り入れ、自ら作詞を担当するなど多彩な才能を発揮している。また、MAKIはクラブのショーや舞台でバックダンサーとして活動、振り付けも担当。「SMAP」や「AKB48」をメインとしたアシスタントをしている。今後は、韓国でダンサーとして活動することを目標に日々、夢に向かって邁進中だ。

Copyrights(C)wowkorea.jp 0