北朝鮮と米国は板門店で、朝鮮戦争で行方不明になった米兵の遺骨の送還方法などを話し合う佐官級の実務協議を開催した(コラージュ)=(聯合ニュース)
北朝鮮と米国は板門店で、朝鮮戦争で行方不明になった米兵の遺骨の送還方法などを話し合う佐官級の実務協議を開催した(コラージュ)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮と米国は16日、南北軍事境界線がある板門店で、朝鮮戦争で死亡した米兵の遺骨の送還方法などを話し合う実務協議を開催した。 韓国政府や在韓米軍の消息筋によると、両国は前日開かれた将官級会談で、すでに収容した米兵遺骨の送還や合同発掘作業の再開などについて大枠で合意しており、この日の実務協議では送還の日程や方法などについて調整したという。 米国側は国連軍司令部の佐官級が、北側は人民軍所属の佐官級が出席したようだ。在韓米軍関係者によると、米側代表団には米国防総省の戦争捕虜・戦闘時行方不明兵集計局(DPAA)に所属する当局者が含まれているという。 協議結果や今後行われる実務協議の開催計画などについては明らかにされていないものの、送還は朝鮮戦争の休戦協定65周年となる27日などが検討されるとみられる。 米兵の遺骨送還は6月の朝米(米朝)首脳会談の合意事項。米軍は先月下旬に遺骨を納めるための木箱を板門店に運び、車両に載せたまま共同警備区域(JSA)の国連軍司令部に待機させているとされる。
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