北京空港を出る金委員長の専用車とみられる車=19日、北京(聯合ニュース)
北京空港を出る金委員長の専用車とみられる車=19日、北京(聯合ニュース)
【北京聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が19日午前、特別機で中国・北京を訪問した。北京の消息筋などによると、同日午後に人民大会堂で習近平国家主席と会談し、シンガポールで12日に開いた朝米(米朝)首脳会談の結果を巡り協議するとみられる。金委員長が最高指導者として訪中するのは、今年3月の北京、5月の遼寧省大連に次いで3度目となる。 金委員長は北京空港に到着するとすぐに厳重な警備を受けながら車で空港を離れ、天安門を経て海外の賓客を迎える釣魚台迎賓館に向かった。 空港では、金委員長の専用車を意味するエンブレムを付けたVIP用車両が2台目撃されており、金委員長の妹の金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長ら北朝鮮高官が多数同行している可能性もある。高級車約10台、ミニバス約10台、救急車両、食材などを積んだ車両が後に続いた。3月の北京訪問時に比べ、車列の規模ははるかに大きい。中国公安当局が厳重な警備を敷く中、車列が釣魚台に入っていく様子が目撃された。 金委員長は20日に北朝鮮へ戻るとみられている。
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