<平昌五輪>“仲間置いてきぼり”キム・ボルムら、マススタートの練習に励む…名誉回復なるか
<平昌五輪>“仲間置いてきぼり”キム・ボルムら、マススタートの練習に励む…名誉回復なるか
2018年平昌(ピョンチャン)冬季五輪・女子スピードスケートの韓国代表キム・ボルム(25)らが23日午後、江原道(カンウォンド)江陵(カンヌン)スピードスケート競技場オーバルで練習をおこなった。

キム・ボルム の最新ニュースまとめ

 女子マススタート世界ランキング1位のキム・ボルムはメダル候補だ。だが、スピードスケート女子団体追い抜き(パシュート)での物議により、本領発揮となるかは未知数だ。

 なお、この日の練習にはパク・ジウ(19)やノ・ソンヨン(28)の姿もあった。

 これを前に、キム・ボルム-パク・ジウ-ノ・ソンヨンで構成された女子パシュート韓国代表は19日、江陵スピードスケート競技場でおこなわれた競技で、3分03秒76を記録し、8チーム中7位に終わった。

 問題視されたのは成績ではなく、競技内容とその後の行動にあった。

 キム・ボルムとキム・ジウがノ・ソンヨンより先に競技場を後にし、コーチ陣がひとり泣くノ・ソンヨンを慰める場面が映し出されたことで、波紋を広げた。最終3人目の記録が成績となるパシュートでは珍しい光景だった。

 さらにインタビューでもその物議は拡大した。キム・ボルムは「一緒に五輪出場を果たし、パシュートの練習に励んで来たが、最後にソンヨンオンニ(オンニ=年上の女性を指す言葉)の体力が落ち、格差が広がった」と笑いながら話し、インターネット上では「まるでチームメンバーにすべてを擦り付けた態度だ」と物議を醸した。パク・ジウに対しても同じだった。「意思疎通に問題があり、正直、ソンヨンオンニがこうなると考えていなかったわけではないけど…記録への欲もあって」と釈明したが、むしろ大きく非難されることとなった。

 その後、2人と監督は緊急記者会見を開き、謝罪の言葉を述べた。

 一方、男女マススタートの競技は24日におこなわれる。

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