健闘をたたえ合う李相花(左)と小平=18日、江陵(聯合ニュース)
健闘をたたえ合う李相花(左)と小平=18日、江陵(聯合ニュース)
【江陵聯合ニュース】平昌冬季五輪のスピードスケート女子500メートルで銀メダルを獲得した韓国の李相花(イ・サンファ)は18日、競技後の会見で「(金メダルの)小平と互いに健闘をたたえ合いました。『お互い誇らしい』。そう言いました」と伝えた。 18日にあった女子500メートルのレースで李は37秒33で2位となり、銀メダルに輝いた。日本の小平奈緒が36秒94の五輪新記録で優勝した。 李が公の場で小平の名を口にするのは久しぶりのことだった。バンクーバー五輪、ソチ五輪に続く3連覇を期待された李は、今大会の優勝候補とされる小平と自身の対決をあおる報道に負担を感じる様子を見せ、小平に関する質問が出ると、「比較しないでほしい」とメディアに要請。そして小平のことを「あの選手」と呼んだ。 李は会員制交流サイト(SNS)でも小平に触れることなく、平昌五輪は自身との戦いであると繰り返していた。 レース直前は前の組で滑った小平の記録を見ないよう普段のルーティンを行わず、ヘッドホンで耳を塞ぎ、電光掲示板から目をそらせていた。 だが李はレース後、涙を流しながら小平と抱き合い、健闘をたたえ合った。五輪を終えた翌19日の写真共有サイト「インスタグラム」には小平と肩を寄せ合う写真を掲載。「私は本当にがんばって、長い道のりにもよく耐えた。2位でも満足だし、今でも上位にいるということだけでもとてもうれしい」などと書き込んだ。
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