米国のクリストファー・ヒル元東アジア・太平洋担当国務次官補は北朝鮮から解放後に死亡したオットー・ワームビア氏(22)事件に関連し、米政府が北朝鮮に強力な責任を問うべきだと促した。
米国のクリストファー・ヒル元東アジア・太平洋担当国務次官補は北朝鮮から解放後に死亡したオットー・ワームビア氏(22)事件に関連し、米政府が北朝鮮に強力な責任を問うべきだと促した。
米国のクリストファー・ヒル元東アジア・太平洋担当国務次官補は北朝鮮から解放後に死亡したオットー・ワームビア(Otto Warmbier)氏(22)事件に関連し、米政府が北朝鮮に強力な責任を問うべきだと促した。

 2005~2009年、六者会合の米主席代表だったヒル氏は21日(現地時間)、ニューヨーク・タイムズ(NYT)の寄稿で「北朝鮮が今事件を解決しようとするならば、米政府もこの問題を乗り越えることを考慮するが、(現段階で)米国は絶対に見過ごしてはならない」とし、このように述べた。

 ヒル氏は昨年1月にワームビア氏が宣伝物の窃盗容疑で逮捕されてから18か月間、北朝鮮に抑留されていた全過程を隅々まで北側に(説明を)追求しなければならないと話した。また、ワームビア氏を診断した北朝鮮側の医療スタッフと米国側が直接面談すべきだとも付け加えた。

 しかし、ワームビア氏事件を契機に北朝鮮への軍事攻撃を敢行するのは不適切だと述べた。彼は「道徳的には(北朝鮮に対する)軍事攻撃を正当化できる」としながらも、北朝鮮が核実験を継続する状況で韓国に報復攻撃を敢行する危険を押し切ってまで、軍事的に攻撃するべきではないという説明だ。

 また、「韓国人の少なくとも2000万人の命が即刻危険にさらされることになる。そのため、韓国政府が米軍の軍事攻撃を支持する可能性は希薄だ」として、現状態では北朝鮮への制裁を強化する外交的圧迫が最善の対応だと強調した。

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