平昌五輪会場で今年2月に開かれたスキージャンプの国際大会の様子(資料写真)=(聯合ニュース)
平昌五輪会場で今年2月に開かれたスキージャンプの国際大会の様子(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】2018年2月に韓国で開催される平昌冬季五輪に対し、成功を見込む韓国国民が増えていることが分かった。新政権発足がプラスの影響を及ぼすと期待する人が多い。 文化体育観光部が20日、世論調査会社を通じ5月26~27日に全国の15~79歳、1000人を対象に実施した平昌冬季五輪・パラリンピックに関する世論調査の結果を発表した。平昌五輪の開催を知っていると回答した人は973人で、このうち62.9%が「成功するだろう」と予想した。4月に実施した前回調査の55.1%を大きく上回った。成功するかどうか懸念されるとの回答は7.2%で、前回調査(14.2%)の約半分に下がった。 回答者の69.7%が「新政権発足が開催成功に肯定的な影響を及ぼす」と見込んだ。政権発足初期は熱意に満ちていることや、大統領に対する信頼、業務処理への信頼・満足、スポーツ界のイメージアップなどを理由に挙げた。 成功させるために最も重要な要素を問うと、61.8%が「国民の広い関心」と答えた。競技インフラ(17.9%)や訪問客の利便性(10.9%)などの回答も多かった。 ただ、平昌五輪に関心がある人は40.3%で、4月の調査(35.6%)より高いものの、いまだに50%にも届かない。会場まで観戦しに行くとの回答も8.9%にとどまった。 また、五輪開催を認識する人のうち、五輪に続きパラリンピックが開催されることを知っている人は65.9%で、関心があるとの回答は25.7%にとどまった。 文化体育観光部は12月までこうした世論調査を重ね、結果を政策に反映させる計画だ。
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