ソウルモーターショーのロゴ(組織委員会提供)=(聯合ニュース)
ソウルモーターショーのロゴ(組織委員会提供)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国最大級の自動車ショー「2017ソウルモーターショー」が31日から4月9日まで、ソウル近郊の国際展示場、KINTEX(京畿道高陽市)で開催される。 ソウルモーターショーは韓国で唯一の国際自動車工業連合会(OICA)公認の国際自動車ショーで、2年に1度の開催。11回目の今年は「未来を描く、現代を楽しむ」がテーマだ。 現代自動車、起亜自動車、韓国GM、ルノーサムスン自動車、双竜自動車など韓国の9ブランドと、メルセデス・ベンツ、BMW、トヨタ自動車、日産自動車、ランドローバー、ポルシェなど海外18ブランドが出展する。韓国からは現代の高級車ブランド、ジェネシスが一つのブランドとして参加する。欧州商用車大手のMANも初参加だ。今年の韓国市場参入で関心を集めている米電気自動車(EV)メーカーのテスラ・モーターズは参加しない。 約300台の車が展示される予定だ。現代の大型セダン、新型「グレンジャー」ハイブリッドと、双竜の大型の高級スポーツタイプ多目的車(SUV)「Y400」は世界初公開となる。起亜の「スティンガー」やメルセデス・ベンツの新型「Eクラス カブリオレ」など16車種はアジア初公開。これらを含め、計31車種の新車が並ぶ。 また、部品やIT(情報技術)、カー用品、チューニング、サービスなどの関連企業約200社と、韓国の電子部品研究院など7機関が参加する。 エコカーと自動運転車の展示、体験イベントも充実している。発売を控えた韓国GMの電気自動車「ボルトEV」をはじめ、燃料電池車(FCV)、プラグインハイブリッド車(PHV)、ハイブリッド車(HV)など多数のエコカーが展示され、一部のEVは試乗することができる。 韓国のインターネットサービス大手NAVER(ネイバー)が初参加し、開発中の自動運転車を展示するほか、車がデータを収集する様子を映像で見せる予定だ。 ソウルモーターショー組織委員会はソウル大と協力し、展示場の周り約4キロの一般道で自動運転車の試乗イベントを催す。 高速道路での自動操舵サポートシステムなど自動運転関連の技術が紹介されるほか、自動車の第4次産業革命への対応に関するセミナーや、世界的な権威が出席する国際カンファレンスが開催される。 組織委員会は自動車デザインフェスティバルや子供の遊びスペース、自動車歴史館、最新レーシングゲームとバーチャルリアリティー(VR=仮想現実)ゲーム体験など、家族連れ来場者が楽しめる施設とプログラムも準備した。屋外では音楽や美術の公演もある。 入場料は一般が1万ウォン(約1000円)、小中高校生が7000ウォン。
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