ユチョンさん=(聯合ニュース)
ユチョンさん=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】ソウル中央地裁は17日、韓国の人気グループJYJのユチョンさんから性的暴行を受けたという虚偽告訴罪と恐喝未遂罪に問われた女に懲役2年の実刑判決を言い渡した。また、これを材料にユチョンさんに示談金を支払わせようとした元暴力団員の男と女の交際相手の男にそれぞれ懲役2年6カ月、懲役1年6カ月の判決を下した。 判決は被告が性的暴行を受けたと主張した遊興酒店(キャバクラのような店)のトイレのロック構造に触れながら、「被告がトイレから飛び出したり大声を上げて助けを求めなかったりしたことは理解できない」と指摘。また、被告がトイレから戻った後、ユチョンさんの同行者と踊るなどして遊び、一行が店を出た後もウエイターと笑いながら話をしていた姿が目撃されたとした。これらを踏まえ、「被告の主張は虚偽事実と十分立証されるとみられる」と被告の有罪を認めた。 また「今回の事件でユチョンさんは婦女暴行犯とされ、経済的な損失だけでなくイメージに致命傷を受け、芸能活動が不透明になるという深刻な被害を受けることになった」と言及した。それでも被告はユチョンさんの被害の回復に努めることはなく、納得しがたい弁明で一貫したとして、「厳罰に処することが当然だ」と述べた。 被告の交際相手は昨年6月4日、ユチョンさんに暴行されたという被告の話を聞き、元暴力団員の男と共謀し、ユチョンさんに示談金の支払いを要求した。8日まで「事件をマスコミにばらす」「警察に告訴して処罰を受けさせる」などと脅迫し続けたが、思惑通りにならなかった。被告は10日、性的暴行を受けたとしてユチョンさんを告訴。しかし、数日後に「強制性はない性関係だった」と主張を突然翻した。
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