東京大で講演する南知事=24日、東京(聯合ニュース)
東京大で講演する南知事=24日、東京(聯合ニュース)
【水原聯合ニュース】日本を訪問中の韓国の南景弼(ナム・ギョンピル)京畿道知事は24日、東京大で学生と教職員約100人を前に講演を行い「日本の政治システムを尊重するが、日本の政治家の歴史認識と姿勢には問題がある」と述べた。また、両国関係の障害である歴史認識問題を積極的に解決しようとする努力が必要だとした上で、「慰安婦問題はお金や法の問題ではなく最高指導者が被害者の痛みに共感し、温かく謝罪すべきだ」と強調した。 南知事はドイツと日本を比較し、「ドイツは過ちを謝罪し世界のリーダーになった。日本もそうした道を歩むことを願う」として日本の反省を間接的に促した。 両国の協力の必要性にも言及し、「正しい歴史認識を基に韓日間の信頼を固め東アジアの国々との共同体関係を築き上げる時、『東アジア共同体』を通じ全てに打ち勝つことができる」と述べた。 講演に先立ち、南知事は五神真総長と面談し、京畿道と東京大との協力策について議論した。 与党セヌリ党改革派のリーダー格とされる南知事は23日から1泊2日の日程で日本を訪問している。
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