首席秘書官会議で発言する朴大統領=20日、ソウル(聯合ニュース)
首席秘書官会議で発言する朴大統領=20日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は20日、青瓦台(大統領府)で開いた首席秘書官会議で、北朝鮮について、「住民の生活をないがしろにし、核とミサイル開発だけに執着する今の体制は21世紀の歴史の流れに逆行する反歴史的かつ反文明的、反人道的な体制であり、決して持続可能ではない」と批判した。 朴大統領は「朝鮮半島にいつでも金正恩(キム・ジョンウン)政権の挑発や変化の風が吹き荒れる可能性があることを念頭に置き、米国など国際社会と一層緊密に協力しながら、必要な全ての準備と対応をぬかりなく行っていけるよう、最善の努力をしなければならない」と強調。北朝鮮の相次ぐ弾道ミサイル発射などに関連し、米ワシントンでこのほど開かれた韓米外務・防衛担当閣僚会議(2プラス2)や定例安保協議(SCM)を取り上げ、「連合防衛力を引き続き維持、強化していくため、両国の揺るぎのない意志を重ねて確認し、北の威嚇に対し強いメッセージを送らなければならない」と述べた。
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