買物客でにぎわうソウル市内の免税店(資料写真)=(聯合ニュース)
買物客でにぎわうソウル市内の免税店(資料写真)=(聯合ニュース)
【世宗聯合ニュース】韓国の免税店が今年、中国人をはじめとする外国人観光客の増加を追い風に売り上げを大きく伸ばしている。 関税庁は20日までに、1~9月の免税店50カ所の売上高を8兆9331億ウォン(約8240億円)と集計した。昨年同期に比べ36.4%増加した。このペースが続けば、年間では昨年(9兆1984億ウォン)の過去最高記録を塗り替え、初めて10兆ウォンを突破する見通しだ。 市中免税店(空港型免税店)が売上高増をけん引している。市中免税店22カ所の今年1~9月の売上高は前年同期比49.1%増の6兆4095億ウォンで、全体の売上高の71.8%を占めた。空港と港の出国場免税店の売上高は2兆767億ウォンだった。 免税店の利用客は全体の57.2%を韓国人が占めたが、客単価は外国人が350ドル(約3万6000円)と、韓国人(106ドル)の3倍以上だった。
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