25日、オンラインコミュニティなどによると、前日(24日)に「ギャラクシーノート7が充電中に爆発した」とする文章を残した利用者が、過去にもサムスン電子の携帯電話を故意に毀損させた“ブラックコンシューマー”であったという疑惑が提起された。ブラックコンシューマーとは金銭的な補償を目的として、製品を悪意的に毀損する方式で企業に嫌がらせをする消費者のことを指す。
問題となったのはギャラクシーノート7爆発被害の当事者が24日に掲載した写真だ。その写真には黒く焦げたギャラクシーノート7と共に、床(オンドル)と毛布が写っていた。しかし、一部のネットユーザーが、写真に写る毛布が5年前にブラックコンシューマーとして拘束された人物が掲載した写真に登場するものと類似していると主張した。
これを前に2011年、ソウル中央地裁は携帯電話が充電中に爆発したと嘘をつき、サムスン電子から補償金500万ウォン(約45万円)受け取ったイ某氏(当時28歳)に懲役1年を宣告した。イ某氏は電子レンジで携帯電話を毀損した後に「充電中に爆発した」と虚偽申告していた。当時、イ某氏が証拠として提示した写真には確かに、花柄の毛布が写っていた。
一方、ギャラクシーノート7が爆発したと主張した人物は既に、サムスン電子から新品を受け取ったと見られる。サムスン電子側は「製品を回収した状態で、正確な調査のため原因を分析する」と明らかにした。
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